ゴールドベルグ変奏曲
言わずと知れた録音芸術史上の最高峰である。
言わずもがなのグールドである。
自分の音楽人生において、記念碑としての作品は二つある。
ひとつが、ボブジェームスの”restress”
もう一つがこれである。
クラシックに目覚めることができたのはこのCDのおかげである。
この録音のCD、何枚持っているかわからない。
ことあるたびに、ハイビットマスタリングやゴールドCDなど、いろんなバージョンが出ている。
結構持っているので、もう何枚持っているかわからない。
自分が一番気に入っているのはゴールドCD版である。
あ、いや。
それはともかく、演奏である。
クラシックなど全然分からなかった自分が、まったくもって「楽しく」聴けたのである。
ピアノの演奏のみで約50分間の間、全く退屈しなかった。
それで、「俺、クラッシックいけるじゃん!」と相成り申した次第である。
その後、ご多分に漏れず、グールドそのものにハマっていくことになるわけで・・・
この人のおかげで随分と音楽そのものに、のめり込まされたものである。
突然変異の天才である。
”空前絶後の天才” で、異論はないであろう。
天才が奏でる音楽がいかに楽しいか。
一体、今まで何回聴いたか。
・・・ タコにイカが出来るほど聴きました。
ハイ。
是非、ご家庭でも一度お試しあれ。
追記
因みに、ゴールドベルグではなく、「ゴルトベルグ」と表記されるケースが多い。
この盤はSONYなので他のメーカーや、一般評論などでは「ゴルトベルグ」の方が多いかもしれないので追記しておく。